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フルボ酸

フルボ酸

ここ数年、化粧品成分のひとつとして、シャンプーや化粧品等に配合されるようになったフルボ酸。
食品としての認可も受けていてフルボ酸配合の健康飲料なんかも話題になっていますね。
「奇跡の因子」といわれる一方、自然が育む天然因子で培養も化学合成できないため、流通量的にはそれほど多くありませんが、もし、人工的にこのフルボ酸が大量に生産できれば、世の中の病気がなくなるのではないかと言われるほどのパワーを秘めています。
事実、チェルノブイリ原発事故の際、内部被爆の治療に用いられたのもこのフルボ酸なのです。

フルボ酸は自然が育む

フルボ酸は自然が育む

フルボ酸とは、土壌や地下水、地質堆積物、河川、湖沼、海水など、あらゆる環境中に存在する腐食物質の一種です。
腐食物質とは、植物(落葉)や生物の死骸が多種多様の微生物によって分解され土を形成していく際に生じる、糖やタンパク質、脂質などに分類されないものの総称で、フルボ酸とは分解の最後に生成される金色の有機酸です。腐食物質のフミン酸の中にごく僅か存在しています。
我々人間や動物も0.02%という極めて微量のフルボ酸を有し、植物はより積極的にフルボ酸を吸収する性質を持つと言われています。

その働きは「見えざる神の手」と称される程多岐にわたりますが、特徴的なものを簡単に述べると、

1.生体にとって必要なものを必要な場所にサプリ(供給し)、不必要なものをデトックス(排泄)する。
2.生体にとって必要なものを合成し、不必要なものは分解する。
3.必要によっては元素転換する。 ⇒ 必要な元素を作りだす。
4.細胞内のミトコンドリアを活性化し、エネルギーの生産性を高め、新陳代謝を促進する。

等があげられます。

つまり、私たちの生体内で行われている生命反応(化学反応)の維持・制御に深く関わっている物質がこのフルボ酸なのです。

例えば、過度のストレスが万病のもとであることは周知の事実ですが、過度のストレスは体内からミネラル(金属イオン)を流出させ、ミネラルバランスを崩します。
ミネラルバランスが崩れると、体内での化学反応が正常に行われなくなるため、万病の元となると言われています。
化学反応は電位差によって起こりますが、必要なミネラルを必要な場所に届けることで、ミネラルバランスを整え、体内電位を安定させることがフルボ酸の働きのひとつなのです。

また現代社会ではアレルギーが増えていますが、その70%がヒスタミン異常によるものとの報告もあります。
強いストレスは体内のヒスタミンを活性化させることが分かってきましたが、フルボ酸はこの炎症物質ヒスタミンを鎮静化することも報告されています。

次のレポートでは、化粧品等への応用について考えていきたいと思います。

(文責:運営委員 北出敏行)

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